2017年2月9日木曜日

HoI4 - 『Patch 1.3.3 Update #1』 意訳


HoI4のアップデートパッチ1.3.3の情報その1が出ました(参照
産業まわりに変更が加わるらしいです。
本稿では全文訳とまではいきませんが要点の意訳とか考察をやってみようと思います。
また画像は面倒という理由で貼らないつもりなので上記リンクを参照してください。

『』:意訳
平文:感想とか考察っぽいやつ


①産業:インフラの影響

『各州においてインフラの値が工場建設コストの大小に影響を及ぼします。インフラ値が最大である場合には各工場の建設コストは以前と同様のところから僅かに小さくなります。インフラ値が小さい場合には建設コストがより大きくなります。』

画像をみると最大までインフラを整備した場合には105%なる数字が与えられてるようです。一方インフラが2/8つまり割合にして25%になりますが、この場合には90%なる数字が与えられています。
インフラ値が工場建設速度に関わってくるとなるとインフラが貧弱な地域の開発が遅れがちになるということになります。インフラ後進国は大概産業もアレなので辛さが増しそうです。

『このような仕様にした理由は2つあります。1つはいくらかの州を相対的により重要にしてそれにより自然と工業化の中心区画になるようにするためです。もう1つはゲームの中盤から後期にかけて産業の成長を遅らせるためです、というのも現状では早すぎるように感じます。最後にインフラ値とNFによるインフラ上昇が小さすぎるように感じるので僅かに大きくするでしょう。』

つまりインフラが工場建設速度に影響を及ぼすようにすることで産業の一極集中を促進したいとのことだそうです。影響の大小にもよりますが、いわゆる「失陥したらヤバいところ」がより明確になって重要度が増すことを企図してるともいえます(AIがこの要素に対応したらめっちゃ褒める)。これにより戦略面では「強い」州での攻防に目が向くようになります。
最終文については、インフラ値がインフラ最大値なのか初期値なのかよく判らないところで、更にNFによるインフラ上昇もNFが足りないのかNFによる上昇値が足りないのかよく判らないところで、あまりはっきりとは言えませんがインフラ増強系NFの価値を上げたいなという意図はなんとなく把握しました。アプデ後は確かにインフラ上げるか工場つくるか配分の仕方に迷いそうなのでNFでインフラをカバーできるのは有難いです。


②産業:生産効率の変更

『プログラムの最初から90%は開発期間の最初から90%の時間をかければつくることができる。そしてプログラムの残り10%にはまた別に「90%」の時間がかかる。』
『これはソフトウェア開発における有名なジョークですが、これは他の分野にも当てはまります。(中略)HoI4では生産効率は直線形に上昇していましたが、これを変更し最初のうちはより早くし後になるとより遅くなるようにします。』

適当にも程がある意訳になりましたが、これは画像を見た方が早いでしょう。
横軸が生産開始からの日数、縦軸が生産効率です。最初の100日ちょいまでは新方式の方が生産効率において優れますが、それ以降の伸びがかなり鈍足になります。生産効率75.0に辿り着くまでにはグラフの目盛幅からみて500日はみておくべきでしょう。アプデ前と比べると200日程度の差が生じています。

『この生産効率上昇形態は、生産効率上昇速度と最低生産効率及び最高生産効率を変更する研究すべてから影響を受けます。この方式による利点は高い生産効率とそれを維持することがより高い価値を持つようになることです。従って生産ラインの変更にはより熟慮が必要になります。』

研究によるグラフの変形は新方式のグラフが曲線であることから結構重要な要素になるかと思います。画像のグラフにおいて縦軸75.0にいる点が研究により横軸の位置そのままにスライドしてくれるならばだいぶ美味しい展開になります。
私個人の認識としては(真偽は確かめてないのですが)旧方式では研究が進むにつれて、グラフが75.0に達してもさらに右上に伸びていくという方式のつもりでいたので、新方式でも同様になると仮定すると研究後の最大効率までいく時間は考えたくなくなります。
あとは、1943年に流動的ライン生産をとるか流れ作業工程をとるか考え直す必要がありそうです。塵も積もれば山となる。


③国際緊張

『戦争の正当化において、これまではそのコストを正当化対象の州のコストだけを考慮して計算していました。これでは1回の戦争につき1州だけを正当化することで、国際緊張を低く抑えることが効果的に行え過ぎます。新方式では正当化対象となる国の大きさも考慮に入れます。』

つまり大国に喧嘩を売るとコストがよりかかり、また国際緊張が大きく上昇するようになるとのことです。

『複数の国家に対して正当化を行う場合のコストも上昇します、というのも正当化作業中または正当化した戦争目標の個々の事例につき政治力コストが上昇します。』

『戦争状態にある国家では陣営加入の国際緊張による制限が緩くなります。これにより他の国家が独立保障以外の手段を用いて戦争の早期段階から介入することができるようになります。』

大国との開戦により国際緊張が大きく上昇する&戦争中は陣営に加入しやすくなる、とのことでより大戦に発展しやすくなるようです。上昇量によっては1936米速攻、1936仏速攻を始めとした各速攻戦略に影響がでるかもしれません。


④降伏仕様変更

『以前は敵国が降伏したときに装備備蓄には手出しだけができましたが、これは制限が厳しくて非現実的に感じます。なので新しい機構を設けました。この機構では鹵獲した装備の備蓄全体に対する割合や主要な機器の内訳及び残りの兵装の詳細数を確認することができます。』

画像を見た方が早いです。これまでは鹵獲した装備の全体数しか判らなかったところを鹵獲時点で兵装の種類と個別の鹵獲数が表示されるようになるとのことです。


というわけでざっくばらんな意訳でした。後半ダレて適当になったけど気にしたら負けです。
次週にあるらしい追加情報について同じようにやるかは未定です。


2017/02/16 追記
やりました→(#2

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